本日全世界初公開のメン・イン・ブラック:インターナショナルを観てきた!!!!!
あらすじや感想をネタバレありで公開!!
ひとことで言うと「物足りなくて微妙」(笑)。なんかストーリーが小ぎれいにまとまっていて、あっさりし過ぎな印象を受けた!
ウィル・スミスとトミーリー・ジョーンズもやっぱり出てないし(壁の絵だけ)いろんな評価サイト見ても褒めている人がほとんどいない。
でも、お気に入りのキャラクター”ポーニィ”に会えることができたのでそれだけは満足!!
※ここから先はネタバレありなので、まだ観ていない人は注意してね!!
メン・イン・ブラック:インターナショナルあらすじ
冒頭
2016年パリ、エージェントH(クリス・ヘムズワース)は上司のハイT(リーアム・ニーソン)と、フランスエッフェル塔に登り、触手をもつ大型の超生命体”ハイヴ”と知恵と一丁の銃だけで戦った!
少女モーリーは家にルカというかわいいエイリアンが忍び込んでいるのを発見。聞き込みをしているMIBのメンバーがニューラライザー(記憶を消すフラッシュライト)を両親に使っているのを目撃。「私の名前はモーリー」と名乗ると小さなエイリアンは「カブラ」と答えた。
エージェントM誕生
それから20年後、頭脳明晰、運動能力も抜群となったモーリー(テッサ・トンプソン)はFBIやCIAに就職活動をしながら、MIBを探していた。しかし結局見つからず、コールセンターで働きながらMIBのコンピューターの情報を盗み見て勉強するという生活を送る。ある時、ジミーという宇宙人が地球に不法着陸するという情報を見て現場へ先回り。一見何もない工場跡地だったが、近づいてみると蜃気楼装置の奥に、UFOと不法着陸して叱られている宇宙人ジミーの姿があった。
ジミーを連れて帰った車をタクシーで追い、MIBの建物内に潜入。その努力と熱意をエージェントO(エマ・トンプソン)に認められ、モーリーはMIBの見習い生エージェントMとなった。
ロンドンでトラブルがあったということで、MIB専用超高速地下鉄で現地へ到着したエージェントM。ロンドン支部のボス・ハイTに挨拶し、宇宙人も働くロンドン支部に胸が踊る。
エージェントHは、ヴァンガスというある惑星の王族がロンドンに遊びに来ているので護衛しろという任務を言い渡される。エージェントMはその件に興味を持ち、いつもは単独行動するエージェントHを言いくるめて同行することに。
ヴァンガスは非常に目や口が大きな風変わりな宇宙人だったが、クラブで酒を飲みながらノリノリで遊んでいた。エージェントHはヴァンガスに会うとエージェントMを紹介。
クラブで激しいダンスを踊る双子のイケンメン男性。しかし、その正体はヴァンガスの暗殺を企む異星人だった。彼らはエージェントHが酒を飲んでいる間に、ヴァンガスの首筋に毒ガスの出る装置を取り付けた。
ヴァンガスは気分が悪いといい、MとHは彼を車でホテルまで送り届けることに。しかし双子の異星人に襲われ車は横転。MとHは戦うが銃が効かず押され気味に。そこへMIBの応援が駆けつけ、エイリアンたちは帰っていった。
相手の心を読めるヴァンガスは、「いまのエージェントHは信用できない」と言い、エージェントMにある兵器を渡し、そのまま死んでしまう。
ヴァンガスを守れなかったことで、エージェントHは同僚のエージェントCに罵られ、任務から外される。エージェントMは、ヴァンガスの件が敵に知られていた事を理由にMIB内にスパイがいる可能性を示唆。
HはエージェントMを連れ、勝手に調査することを決める。
中盤 「兵器と武器商人」
二人はヴァンガスを殺した毒ガスが作られたモロッコのマラケシュへ向かい、異星人が働く製造元の店へ向かうと、店主が殺されており、店の奥で製造者として働いていた小さな異星人と彼らの女王が殺されていた。小さな異星人の兵士の生き残りが、一人銃を持ってエージェントHを威嚇する。女王を殺されたので、自分も死ぬと言っているが、明らかに止めて欲しそうだったので、エージェントMが「女王はそんなこと望まないはず」と言葉をかける。
小さな異星人の兵士はそのままエージェントMを新しい女王と崇めて仕えることにする。彼は”名前はないポーニィ(歩兵)だ”と名乗ったので、そのまま呼び名がポーニィになった。
エージェントHとMが任務外の行動をしたため、二人はマラケシュの街中でMIBメンバーに囲まれる。エージェントHはマラケシュにいる知り合いの整備工とヒゲ型の小さなエイリアンバサムから、超ハイテクノロジーのバイクを借りて逃げる。赤いボタンを押すと出力が高すぎて、砂漠まできてしまった。
エージェントMが砂漠で試しにヴァンガスが手渡した兵器を使ってみると、1/1000の出力設定にも関わらず、砂漠に大きなクレーターが出来た。すると突然水筒の中から隠れていたバサムが現れ、その兵器を持ってどこかへ飛んでいってしまった。
途方にくれるHとMは険悪なムードになり、ポーニィを間に入れて話しだす。エージェントMはバイクを直し、3人は兵器を買うであろう、武器商人でエージェントHの元恋人のリザ(レベッカ・ファーガソン)が住む、イタリアのナポリの島へ向かう。
エージェントHはリザとよりを戻したいフリで屋敷の中に入り、瓶につめたポーニィをお土産のペットとして渡す。喜んだリザだが、タイミングよく現れたHの狙いが兵器だと見破り、部下のルカに命じてつまみ出させる。Hはルカと殴り合うが歯が立たず、”ハンマー”を持って形勢逆転だ!と凄む。
Mは崖をよじ登って屋敷に入り、兵器を見つけて取ろうとするが、リザに見つかり銃を向けられる。ポーニィが銃の狙いを外してくれ、二人は殴り合になった。腕が3つあるリザに苦戦するが、なんとか打ち負かす。しかし、エージェントHを背負ったルカが現れ、立場は逆転。
絶体絶命かと思われたが、ルカはMが20年前、小さかった自分をかくまってくれた少女モーリーだと知り、恩を返すためリザを裏切る。
兵器を無事取り戻すことができたが、再び双子の異星人に襲われピンチをむかえる。彼らも世界を救うための行動だと語った。そこへハイTが駆けつけ、特殊な兵器で彼らを退治。
終盤「ハイヴの罠」
無事事件を解決したHとMを讃え、ロンドン支部でパーティーが開催されるが、Mは双子の異星人の言動や、ハイTの言動に違和感を覚えHに相談し、保管されているはずの兵器も消えていることに気づく。
HとMはエッフェル塔へ向かう。すると、体が超生命体ハイヴに乗っ取られているハイTを発見。ハイTは触手がたくさんある姿に変貌し、兵器をハイヴに渡そうとしていた。
Mは阻止しようと戦うが、ハイヴが作った巨大空間に吸い込まれ絶対絶命。ポーニィが彼女を死なせないとその空間に突っ込み、2丁のワイヤー銃をで引き戻すことに成功。
Hが昔話をしてハイTのまだ残る意識に働きかけ、兵器を奪い返すことに成功。エージェントMが出力をMAXにし、巨大異空間の中に打ち込む。ハイヴは破壊され消えてなくなった。
任務を終えたエージェントMはHとの別れを惜しみながらも、ニューヨーク支部へ帰る。しかし、またポーニィと共にロンドンに戻り、3人で仲良くドライブ END
メン・イン・ブラック:インターナショナル感想
良かった点は、まずポーニィがめちゃくちゃ可愛かったこと!!!爬虫類っぽい質感にクリクリ瞳。調子がいい小さな兵士に心を鷲掴みにされた!
終わった後、劇場でポーニィのグッズを探したがなかった!!銃型ボールペンやMIBのコインケースなんかより、よっぽどポーニィの人形作った方が売れると思うのに!!!
その他は映像が迫力あるなあとか、マラケシュで乗ったバイクが近未来っぽくてかっこいいなあ!というくらい。兵器も前作と代わり映えしないし、お決まりの、記憶を消すニューラライザー(記憶を消すフラッシュライト)の乱用が痛い。
リザの部下ルカに向かってハンマーで戦いを挑むシーンは、マイティーソーのオマージュ。まあテッサ・トンプソンもマイティーソーのヴァルキリー役なので、小ネタが入るのは必然なのかもしれない。
大したピンチもなくラスボスも兵器であっさり倒すし、ストーリーとしては非常に物足りない。
エージェントMが出来過ぎ君で、人間的な欠点がなかったのも微妙。「恋をしたことがない」という点にもう少しスポットを当てても良かった。
感想をまとめると、今までと比べて、全く真新しい部分がない、ただのリブート作品。
ポーニィの可愛さだけはみる価値がある。YOUTUBEに彼の登場シーンがあったので乗っけておく。