ウィル・フェレルはどんな俳優!?主演の爆笑必至オススメ映画9作品を紹介!無料視聴できるサイトも!

ウィル・フェレル

アメリカの超人気コメディアン兼俳優のウィル・フェレル。

日本での知名度はそれほど高くないのですが(作品ないで過激ジョークが多過ぎるからでしょうか)、クオリティの高い爆笑コメディ映画に多数出演しており、ハリウッドでも注目するべき俳優の一人です。

ウィル・フェレルの出演作は結構多いので、全部視聴するのはなかなか難しいと思います。正直イマイチな作品もありますので、この記事では彼の出演作で特に面白いものだけに絞って紹介していきたいと思います。★の数はオススメ度で、最高が★5個です。

あと、彼の作品についてですが、シュールなギャグやブラック・ジョークが多いので、吹き替えよりも字幕の方が断然オススメです!

ウィル・フェレルはどんな俳優!?

ウィル・フェレルは、サタデー・ナイト・ライブというアメリカの番組に出演して人気になったコメディアン出身の俳優です。アメリカのコメディアンの中でも人気はトップクラス!映画では脚本を書くことも多く、コメディセンスの高さが伺い知れます。

出演映画のジャンルとしてはコメディが圧倒的に多く、役柄としては豪快で低知能な男性超マジメな使えない男を演じることが多いです。彼の表現の大きな特徴として、時折みせる繊細さがあります。急に子供っぽく泣き出したり、ナイーブになったりする演技が非常にうまく、観客が思わず噴き出してしまうのです。

ウィル・フェレルの爆笑スピーチ映像!

言葉が分からなくても伝わる笑いがある!ウィル・フェレルが序盤である行動をして、会場の笑いを掻っ攫っている動画です。最初の爆笑シーンは必見!

『俺たちニュースキャスター』★5

タイトル:『俺たちニュースキャスター』
公開年:2004年
監督:アダム・マッケイ
脚本:ウィル・フェレル、アダム・マッケイ
主演:ウィル・フェレル 
出演:クリスティナ・アップルゲイト、スティーヴ・カレル、ポール・ラッド、デヴィッド・ケックナー
撮影:トーマス・E・アッカーマン

主演のウィル・フェレルが脚本まで手がけています。『ラブ・アゲイン』に主演するスティーヴ・カレルや、『アントマン』シリーズのポール・ラッドなど、脇を固める共演者も超豪華です!

この映画の見どころ!

『俺たちニュースキャスター』はウィル・フェレル主演の中でも最高クラスに笑える作品!基本的に登場人物がみんなアホ。

あらすじは、人気ニュースキャスターとその仲間が、他局からきた女性ニュースキャスターを差別したり、恋に落ちたりするという内容なのですが、ギャグ漫画のような世界観を違和感なく演出できており、さらに、ストーリーが二転三転していて素晴らしいです。ウィル・フェレルはアホだけど、どこか魅力的な主人公を熱演。

設定が1970年代なので、その時代の女性キャスター差別など、社会的な内容もしっかり盛り込んでいます。

いきなりJAZZクラブでフルートを華麗に吹き出すシーンは爆笑必至。

※『俺たちニュースキャスター』が無料で視聴できるサイトはU-NEXT。31日間の無料トライアルを試してみよう!(トライアル期間中に解約可能)

U-NEXT

『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』★5

タイトル:『俺たちニュースキャスター史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』
公開年:2013年
監督:アダム・マッケイ
脚本:ウィル・フェレル、アダム・マッケイ
主演:ウィル・フェレル 
出演:クリスティナ・アップルゲイト、スティーヴ・カレル、ポール・ラッド、デヴィッド・ケックナー
撮影:オリヴァー・ウッド

2004年の『俺たちニュースキャスターの続編』。全国区のニュースキャスターになった主人公ロンの成功と転落を描いている。

この映画の見どころ!

前作の世界観はそのままに、今回は報道の倫理に焦点を当てた作品になっています。「アメリカ最高!」「カーチェイス実況中継!」などでニュースの視聴率を稼いでいくという内容だが、実際にアメリカでは1980年頃からTV局の激増でこのような意味のないニュース番組が増えており、それを強烈に風刺した作品になっています。

ウィル・フェレル演じる主人公・ロンの「なぜみんなが観るべきニュースを流すんだ?みんなが観たいニュースを流せば・・・」というのは最高の名ゼリフ!日本のニュース番組も笑えない。

映画のラストでは、リーアム・ニーソンや、ウィル・スミス、ジム・キャリー、マリオン・コティヤールなど、錚々たる顔ぶれでおバカなバトルを演じています。

※『俺たちニュースキャスター史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』が無料で視聴できるサイトはU-NEXT。31日間の無料トライアルを試してみよう!(トライアル期間中に解約可能)

U-NEXT

『ズーランダー』★4

タイトル:『ズーランダー 』 
公開年:2001年
監督:ベン・スティラー 
脚本:ベン・スティラー
主演:ベン・スティラー 
出演:オーウェン・ウィルソン、クリスティン・テイラー、ウィル・フェレル、ミラ・ジョヴォヴィッチ 
音楽:デヴィッド・アーノルド

「3%の体脂肪率。1%の知能。」というセンス抜群のキャッチコピー!ベン・スティラーのベン・スティラーによるベン・スティラーのための映画。ウィル・フェレルは悪のファッションデザイナー・ムガトゥ役で出演!

おバカな主人公ズーランダーが、ムガトゥの陰謀でマレーシアの首相を殺すように洗脳されてしまうという変化球的な内容です。

この映画の見どころ!

モデル同士の友情や、悪に立ち向かう姿が意外と熱くてほっこり!

主人公のデレク・ズーランダー(ベン・スティラー)の「ブルー・スティール」や「マグナム」というキメ顔を楽しめるかどうかで映画の好き嫌いが別れます。

レニー・クラヴィッツやデヴィッド・ボウイなど、有名人が多数カメオ出演しているものポイント!

※『ズーランダー』が無料で視聴できるサイトはU-NEXT。31日間の無料トライアルを試してみよう!(トライアル期間中に解約可能)

U-NEXT

『タラデガ・ナイト オーバルの狼』★4

タイトル:『タラデガ・ナイト オーバルの狼』 
公開年:2006年
監督:アダム・マッケイ 
主演:ウィル・フェレル 
出演:サシャ・バロン・コーエン、ジョン・C・ライリー、マイケル・クラーク・ダンカン、エイミー・アダムス撮影:オリヴァー・ウッド

ウィル・フェレル扮するNASCARレースの天才レーサー・リッキーが、ライバルのジャン・ジラール(サシャ・バロン・コーエン)を意識するあまりクラッシュし、レースがトラウマに。そこから復活を目指す物語。サーキット内外でブッとんだドタバタ劇が楽しめます。

ライバル役のサシャ・バロン・コーエンはマーティン・スコセッシ監督のヒューゴの駅員

この映画の見どころ!

ライバルはゲイで元F1の天才レーサーという設定や、主人公・リッキーと親友のカル(ジョン・C・ライリー)の意外にドライな関係などが楽しめます。

リッキーがトラウマによるパニックを発症したときの、症状も爆笑です。

タラデガ・ナイト オーバルの狼!アホ過ぎ映画に率直過ぎな感想!

2019.05.19

『俺たちフィギュアスケーター』★4

タイトル:『俺たちフィギュアスケーター』 
公開年:2007年
監督:ウィル・スペック 
主演:ウィル・フェレル 
出演:ジョン・ヘダー、ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、ジェナ・フィッシャー
音楽:セオドア・シャピロ
編集:リチャード・ピアソン

ウィル・フェレルといえば、『俺たちフィギュアスケーター』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?日本でも大ヒットしました。

ストーリーは、アイススケートの男子シングルで世界のトップを争っていたチャズ(ウィル・フェレル)とジミー(ジョン・ヘダー)が表彰式で喧嘩してしまい、スケート協会から選手として追放されてしまったあと、男同士でペアを組んで復活するという内容。

この映画の見どころ!

笑えるシーンも盛りだくさんなのですが、セックス中毒者のチャズと、童貞のジミーという正反対の性格の二人が友情を育む姿に感動。

ライバルのペアチーム・ウォルデンバーグ兄弟(ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー)は主人公たちに嫉妬して妨害してくる半端ないクズなのですが、彼らの行動もメチャクチャ笑えます!

※『俺たちフィギュアスケーター』が無料で視聴できるサイトはU-NEXT。31日間の無料トライアルを試してみよう!(トライアル期間中に解約可能)

U-NEXT

『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』★5

タイトル:『俺たちステップ・ブラザース-義兄弟-』 
公開年:2008年
監督:アダム・マッケイ 
脚本:ウィル・フェレル、アダム・マッケイ
主演:ウィル・フェレル 
出演:ジョン・C・ライリー、リチャード・ジェンキンス、メアリー・スティーンバージェン 
撮影:オリヴァー・ウッド

ウィル・フェレルとジョン・C・ライリーという『タラデガ・ナイト オーバルの狼』の爆笑コンビが蘇る!母親役のメアリー・スティーンバージェンは『バック・トゥ・ザ・フューチャーPart3』のドクの恋人役のクララで有名です。

ストーリーは、ナンシー(メアリー・スティーンバージェン)とロバート(リチャード・ジェンキンス)が熟年結婚するが、ナンシーはブレナン(ウィル・フェレル)、ロバートはデール(ジョン・C・ライリー)という、中年で仕事もせず家で過ごすニートの息子をそれぞれ抱えていた。親の結婚によって、ブレナンとデールが一つ屋根の下で暮らすことになり、昼夜問わず子どものような喧嘩が繰り広げられるというもの。

この映画の見どころ!

精神的に大人になりきれていない中年男二人が、どんなアホなバトルを見せてくれるのかが見ものです!そして彼らなりに友情を育み、なんとか現状を打破しようとする姿に感動します。

『パパVS新しいパパ』★5

タイトル:『パパVS新しいパパ』 
公開年:2015年
監督:ショーン・アンダース 
出演:ウィル・フェレル、マーク・ウォールバーグ、リンダ・カーデリーニ  

ウィル・フェレルが『TED』で有名なマーク・ウォールバーグとタッグを組んだホームコメディ!

超マジメなブラッド(ウィル・フェレル)が、超美人のサラ(リンダ・カーデリーニ)とめでたく結婚。彼女の連れ子の父親となるが、そこへ本当の父親である超ワイルドでセクシーなダスティ(マーク・ウォールバーグ)が帰ってきた!

この映画の見どころ!

ブラッドとダスティは正反対な性格でバカにし合っているのですが、次第にお互いの良さを認めて、子どものために何ができるか考えるようになります。笑いあり、感動ありのハートフルコメディ!

※『パパVS新しいパパ』が無料で視聴できるサイトはU-NEXT。31日間の無料トライアルを試してみよう!(トライアル期間中に解約可能)

U-NEXT

『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』★4

タイトル:『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』 
公開年:2012年
監督:ジェイ・ローチ 
出演:ウィル・フェレル、ザック・ガリフィアナキス、ジェイソン・サダイキス、キャサリン・ラ・ナサ 、ディラン・マクダーモット
音楽:セオドア・シャピロ
撮影:クレイグ・アルパート

ウィル・フェレルが選挙で勝つこと以外はどうでもいいという現職下院議員カム・ブレイディを演じます。対立候補役のザック・ガリフィアナキスを、『ハング・オーバー シリーズ』で有名な、ザック・ガリフィアナキスが演じるということで話題に!

不倫スキャンダルで窮地に陥った下院議員カム(ウィル・フェレル)の対抗馬として現れたのが、超おバカな2世議員マーティ・ハギンズ(ザック・ガリフィアナキス)。しかし。マーティのバックにはモッチ兄弟という権力者と、強力な参謀(ディラン・マクダーモット)がつき、彼は強力な政治家に生まれ変わっていくのでした。

この映画の見どころ!

アメリカの選挙を徹底風刺したギャグが見ものです。対立候補をテロリスト呼ばわりするCMを流したり、猟銃を扱えることをアピールしたり・・・

そして選挙を操っているのは、超大金持ちで実業家のモッチ兄弟。実は彼らにはモデルがいます。超巨大企業コーク・インダストリーズのコーク兄弟です。彼らは実際に米国の議員へ献金を行い、金持ちに有利な政策を押し通してきました。

この『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』はさまざまな実話をベースに元に作られたコメディなのです。

※『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員!』が無料で視聴できるサイトはU-NEXT。31日間の無料トライアルを試してみよう!(トライアル期間中に解約可能)

U-NEXT

『カジノ・ハウス』★3

タイトル:『カジノ・ハウス』 
公開年:2017年
監督:アンドリュー・ジェイ・コーエン 
出演:ウィル・フェレル、エイミー・ポーラー、ジェイソン・マンツォーカス 

カジノ・ハウス』では、ウィル・フェレルとエイミー・ポーラーが超おバカな夫婦役を演じる!

スコットとケイトは娘が大学に通う資金を工面するために、友人の家をカジノに改造して違法に金儲けを計画することに。

この映画の見どころ!

どんどん規模が大きくなっていくカジノで繰り広げられる住民のドタバタ劇!そしてウィルフェレル演じるスコットがマフィアのように変貌していくのが笑えます。

アベンジャーズ・エンドゲーム』のホーク役の俳優・ジェレミー・レナーもまさかの役どころで出演しています。

カジノ・ハウスは酷評されてるがブラックジョーク好きにはオススメな理由!75点ネタバレ!

2019.05.14

ウィル・フェレル主演映画のまとめ

ウィル・フェレルはコメディアンとして独特な天性のセンスを持っている人物だと思います。日本人にとってはキツすぎるジョークも多いですが、頭を空っぽにして楽しめばストレス解消できること間違いなしです!

ABOUTこの記事をかいた人

フリーライター/映画評論家/沖縄県在住のアラサー男子 誕生日は3月27日でクエンティン・タランティーノと一緒。 中学のとき、友だちに『シックス・センス』のネタバレをされトラウマに。バンドや作詞作曲活動も行っており、2019年は田港栄輝監督の『ストレプトカーパス(2020年公開予定)』という映画への出演と楽曲提供をしました。 傑作映画を求めて彷徨うムービーファントムであり、どんなジャンルにも食いつきます。“どのサイトにもない考察”を目指しており、その映画をもっと深く知りたいという人の手助けをするために日々奮闘しています。 好きな映画は『マルホランド・ドライブ』『ユージュアル・サスペクツ』『パルプ・フィクション』。好きな監督はデヴィッド・リンチ、マーティン・スコセッシ、クエンティン・タランティーノ。 【海外ドラマ】『ウォーキング・デッド』『ツイン・ピークス 』 【マンガ】『ジョジョの奇妙な冒険』『ハンター・ハンター』 【音楽】NIRVANA、プリンス、ブルーノ・マーズ