真のクソ映画とは、はなから期待していない低評価のB級駄作のことではない!
期待値を大きく下回ってくるどころか、観る者にダメージを与える作品!
そう、豪華キャストや製作陣で話題沸騰だったにも関わらず、内容がクズな映画をクソ映画と呼ぶのだ!
公式化してみよう。
満足度ー期待値=X Xの値が低ければ低いほどクソ映画だ!
世の中にはいい映画がたくさんあって観きれないのに、クソ映画を観てしまったら本当に時間のムダ!
そこで今回は、俺の2時間は何だったのかと哲学的な気分に浸れる駄作たちを一挙公開。
※ネタバレ含むので、まだ見てない映画の項目は飛ばしてください!
第7位 ミスターガラス
どんでん返しはお家芸のシャラマン監督!ミスターガラスはつまらな過ぎてある意味”どんでん返し”だった。
「シャラマンが今回も見事に予想できないラストを決めてくれた!」とネットで無能共が騒いでいたので、上映前は期待してソワソワしてしまったが、純粋な僕の気持ちが見事裏切られた。
シャラマンの前作「ビースト」はまあまあの出来だったのに。。3部作のラストで正直これはない。。
確かにこの作品のラストは予想できないが、予想するに足らない、くだらないラストだった。
この映画を賞賛しているシャラマニストに聞きたいのだが、
「スーパーパワーを持った人間の映像を世界中に流した!ヒーローは実在するのだ!」
というこの作品のラストは、どんでん返しやオチといえるのか?
ハワイに行きたかったがサウナで我慢した!みたいな到達感の無さ。
誰もがもっとスケールが大きなラストを期待していたはずだ。
しかも、ヒーローは実在するのだ!というオチは、アンブレイカブルで主人公が知ったことを、今回世間も知っただけじゃないか?
つまり視聴者からすれば、アンブレイカブルのオチを今回も見せられたということ!
オチの使い回しはやめろよシャラマン!
きっとシャラマンは厄年だったんだ。次作は頼むぜ。
第6位 ホーンティング
リーアム・ニーソンやキャサリン・ゼタ=ジョーンズなどの豪華俳優陣が、大きな屋敷で恐怖感の薄い幽霊にビビったり騒いだりするだけの駄作。そして、駄作の割に190億円越えの大ヒットという珍しい映画。(宣伝が上手かったのだろう)
そしてホラーなのに怖いシーンが全くない!という珍しい映画でもある。
今では96時間などのアクション俳優であるリーアム・ニーソンがこの頃はただのビビリ。美人女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、ただのやかましいババア。
たとえ怖がらせる気がなかったとしても、これだけのキャストなら他の部分で魅せてくれる!とピュアな視聴者は期待するだろうが、終始ドタバタするだけで大したオチもなく終了。
これぞキャストの無駄遣いのお手本。オバQでも観てた方がよほどマシ。
第5位 リバティーン
ジョニーデップが実在した天才詩人を演じる作品なのだが、人物同士の関係が作中でうまく表現できておらず、ラリった詩人が徐々に弱って勝手に死んでいくだけの話となった。
そして、天才詩人らしい描写も少なかったため、プレイボーイのジョニデが梅毒で死ぬだけというチープな印象を受けてしまう。
物語のテーマは”誰にも好かれない孤高の主人公”だが、映画自体誰からも好かれなさそうなのが笑えない。
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本ページの情報は2019年11月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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第4位 宇宙戦争
トムクルーズとスピルバーグが組んでこんな壮大な駄作が出来上がることに感心!世の中、常識では解明できないことがときたま起こるよね。それが本作!
地球外生命体による侵略と、その混乱から娘を守るパパのストーリーなのだが、
侵略に来た生命体は、地球の空気に馴染めず勝手に滅びていくという、、小学2年生でも鉛筆をへし折るであろうオチ。
「はよ帰れや!」と宇宙船に向かって叫びたくなるクソ映画。
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第3位 ポストマン(1997)
監督・主演ケビン・コスナーでお送りする約3時間のクソ映画超大作!
ケビン・コスナーのナルシズムを満たすためだけの構成となっており、節々で彼の”痛い”感じが画面越しに伝わってくる。
きっと製作中に笑っていたのは、ケビン・コスナーだけだっただろう。彼の独裁政治にスタッフは逆らえなかったのだろう。映画を観ながらそんな想像でもしないと3時間もたない。。
1990年に彼が監督主演を務めたダンス・ウィズ・ウルブス(1990)はアカデミー作品賞・監督賞を受賞する最高のデキだったにも関わらず、ポストマンは見事ラズベリー賞(1997年の最悪な映画)に輝いた!
この7年間の間にケビン・コスナーに何があったのか?食生活でも変えたのか?
彼が織りなすこの落差はすごい!
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第2位 ゲド戦記
宮崎駿のダメ息子、宮崎五朗による駄作。原作者のアーシュラ・K・ル=グウィンも顔を真っ赤にして怒るほどストーリーや世界観を破壊し尽くした作品。
原作は「ロード・オブ・ザ・リング」並び称される名作小説。その作品をなぜこれほどまでにダメにできたのか?
結局何が言いたいのか最後までわからず、それを知る労力すら勿体無いと感じる作品。
第1位 紀元前1万年
上映時間は109分だがそれが1万年に感じる程の駄作中の駄作!
この映画を簡単に紹介すると、当時最高峰のCG技術でマンモスなどの薄っぺらい世界観を作りあげ、そこにゴミ屑ばりのストーリーが全くついてきていない作品。
F1マシンのスタッフを使って子供用の三輪車を作ったとイメージするとわかりやすいだろうか?要は、誰も望まない作品が出来上がったのだ。
壮大な世界の綺麗な面だけ見せ、自然の摂理や厳しさといった表現をないがしろにし、場面場面で解決感がゼロ!支離滅裂なシーンの連続で、説得力が皆無の作品が堂々と出来上がった。
監督はインデペンデンスデイやデイアフタートゥモローのローランドエメリッヒ。
彼はなぜ駄作と傑作を繰り返すのか?魔女にそういうたぐいの呪いでもかけられているのかコイツは?
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