最近ウォーキング・デッドばかり観ていたので、たまには違う海外ドラマも!と思いアメリカン・ホラー・ストーリーシーズン1の第一話を観てみた。
あらすじと率直な意見を言わせてもらう!
シーズン1の第1話のあらすじ
オープニング
大きくて白いボロ館の側にダウン症の少女が。窓に石を投げつけ、彼女をバカにして中に突入する、少年トロイとその友達。館の内部をバットで破壊して遊ぶ。館の中で瀕死のアライグマを発見。二人は地下に行くと、ホルマリン漬けの人間の体の一部などがいくつもあった。何者かが忍び寄り二人を惨殺。
序盤
ヴィヴィアンは子供を死産。加えて夫のベンが家で浮気しているのを目撃してしまう。一家はもう一度やり直すため、娘のヴァイオレットと引っ越すことにし、”あの屋敷”を購入。管理人が前の住人が地下で心中したという話を聞くが、破格だったため、一家はそこに住むことに。
壁紙の補修の裏には前の住人が残した残酷な描写の絵がいくつもあった。すると「あんたはここで死ぬ」とヴィヴィアンに囁く、隣人のコンスタンスの娘でダウン症のアデレイドが勝手に入ってきていたのだ。
中盤
ヴィヴィアンが屋根裏に上がると、異様な拘束衣が何着もあった。ベンは夜中操られたように裸で暖炉に火を付ける。
精神科医ベンの新しい患者のテイトは、友達を殺したいと思っている変わった少年だった。セラピーを自宅で行っていたため、テイトと娘のヴァイオレットは仲良くなる。
ヴィヴィアンは以前からこの屋敷に勤めていた義眼のメイドのモイラ・オハラという老女を雇うが、何故かベンの目には彼女が若い女性に映っており、また過ちを犯しそうなところをヴァイオレットに目撃される
終盤
ベンとヴィヴィアンは浮気のことで大げんかをした後、仲直り。ベンはスーツを着て2回戦を始める。
テイトはヴァイオレットの喧嘩相手の女子高生を地下に呼び、どういうわけか怪物が彼女を襲う幻覚を見せる。驚いたヴァイオレットはテイトにもう会いたくないと言う。
ベンがジョギングしていると、顔が半分ただれた男が近づいてきた。男はラリー・ハーヴィーという名前で前の住人。屋敷の邪悪な力に操られて妻と2人の娘をガソリンで焼殺してしまったという過去を話す。
隣人のコンスタンスがヴィヴィアンの宝石を盗もうとしているところをメイドのモイラに見つかる。コンスタンスは「また死ぬわよ」とモイラを言いくるめる。
ヴィヴィアンは妊娠したことを嬉しそうにベンに話す。
アメリカン・ホラー・ストーリーの率直な感想
設定は館で殺人があった、というよくあるものだが、ホルマリン漬けの人間の一部分の見せ方、拘束衣のデザイン、ダウン症の子供を起用するなど、細かい点まで”異質”にこだわっており、危険だけど足を踏み入れたいような、今まで感じたことのない特異な感情になることができる。
それでも設定の平凡性を補いきれてないので、現時点での感想はイマイチだが、きっと回を追うごとに世界観にハマることができるのだろう。
1話ずつ完結なのかと思っていたので、正直この話がまだまだ続くのがちょっとかったるい。
様々な疑問点
- 管理人は前の住人が地下で心中したといっているが、前住人のラリーの証言描写によると、家族を焼殺したのは地下室でなく寝室。
- 拘束衣を着ていたのはベンだったのか?
- コンスタンスの「また死ぬわよ」発言。