スコセッシが描くキリスト教と日本文化『沈黙 -サイレンス-』最高の映画がこれほど稼げない理由!
MCUは映画じゃない発言で話題沸騰中のマーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の同名小説を映画化した『沈黙 -サイレンス-』。個人的な感想を言わせてもらえば、スコセッシ作品のなかでも最高の部類に入るものだった。 この映画に…
人生観を変える映画考察や解説・トリビア
人と人との繋がりを描くヒューマンドラマ。
MCUは映画じゃない発言で話題沸騰中のマーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の同名小説を映画化した『沈黙 -サイレンス-』。個人的な感想を言わせてもらえば、スコセッシ作品のなかでも最高の部類に入るものだった。 この映画に…
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を観ると、フランクとカールの関係性に思わずジーンときてしまう。詐欺師とFBIという関係性でありながら、なぜこんな素晴らしい友情が生まれたのだろうか。今だったらこんな関係絶対ありえない…
スタンリー・キューブリックは、作品の幅が広すぎる監督である。 2001年宇宙の旅はSF、時計仕掛けは社会派、シャイニングはホラーといったことからわかるように、ありとあらゆるジャンルを自分流にしてしまう稀有な存在である。 …
エンドレス・ポエトリーという映画を見た。 カルト作品で有名なアレハンドロ・ホドロフスキーによる2016年の自叙伝的作品で、同監督の『リアリティのダンス』の続編となっている。 今回は、青年アレハンドロ・ホドロフスキーが詩人…
人によってはつまらないかもしれない、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド!しかし、僕個人的には大傑作だと思う。その理由を紹介していきたい。 シャロン事件が防げたなら、ハリウッドの黄金期が永遠に続いたかもしれない!…
オーソン・ウェルズの市民ケーン(1941)という映画を観た! とても挑戦的でジャンルレスな映画だと感じた。いわば社会派ファンタジーといえるだろう。 新聞社を経営するケーンという男の物語なので、てっきり社会派のヒューマンド…
ビリー・ワイルダー監督・脚本の名作「アパートの鍵貸します(the apartment)」について、時代考察や感想などを述べている。 どんな部分が素晴らしい映画なのか?今の時代と比べるとどうなのか?などについて語っていく。…
デヴィッド・リンチ監督のエレファントマンを観賞。 この記事ではエレファントマンで伝えられた表層的な複数のテーマを解説すると共に、リンチ監督が何を言いたかったかさらに突っ込んでエレファントマンを深掘りしてみる。 分かりやす…
デイミアン・チャゼルの最新映画ファースト・マンを観賞してみた。 デイミアン・チャゼル監督の今までの作品である、色彩深いラ・ラ・ランドや、人間の衝突を描いたセッションなど、派手な印象を期待してみると、肩透かしを食らった感は…
ロッキーシリーズのスピンオフ作品である、クリード2炎の宿敵を観賞。 ロッキーシリーズは前作制覇しており、個人的な思い入れも強く、「つまらなかったらどうしよう・・・」といういらぬ不安がよぎってしまうのだが、クリード2の完成…