マーベルの話題作!スパイダーマン・ホームカミングをNetflixで観賞!
割と楽しめたが、今作はスパイダーマンであるピーター・パーカーが15歳の設定だということもあり、内容はガチで10代前半向け。まあでも子供と見るには最高の映画かもしれない。
まあ大人が観ても、ヴィランとの駆け引きなど、面白いシーンも多かったのでそれをメインに紹介していく。
ホームカミング未鑑賞の人は登場人物まで!
この映画を深く考察したい・思い出したい&ネタバレOKの人は全部。
スパイダーマンホームカミングのキャストやスタッフ
ホームカミングのキャストを紹介!
監督 | キャスト | 公開年
製作国 上映時間 |
世界興行収入(円) | 受賞歴 |
ジョン・ワッツ | トム・ホランド マイケル・キートン ジョン・ファヴロー ゼンデイヤ ドナルド・グローヴァー タイン・デイリー マリサ・トメイ ロバート・ダウニー・Jr |
2017
アメリカ 2時間13分 |
968億円 | – |
脚本 | 撮影
編集 |
音楽 | 主題歌 |
ジョナサン・ゴールドスタイン ジョン・フランシス・デイリー |
サルヴァトーレ・トティーノ
ダン・レーベンタール |
マイケル・ジアッチーノ | ラモーンズ 「Blitzkrieg Bop」 |
ホームカミングはなんと世界興行収入900億円越えの大ヒット!!しっかりターゲット層を子供に絞ったことが功を奏したのだろうか!?MARVEL凄すぎ!
ホームカミングの続編は?
ホームカミングの続編はスパイダーマン:ファー・フロム・ホームが2019年の夏公開が決定!アベンジャーズエンドゲーム後のスパイダーマンの活躍に目が離せない!!
スパイダーマン ホームカミングの予告動画
ホームカミングの予告編もあったので載っけておく。
ホームカミング 登場人物・キャスト
スパイダーマン(ピーター・パーカー)=トム・ホランド
スパイダーマンとしてシヴィル・ウォーに参戦し、キャプテン・アメリカの盾を奪ったと大はしゃぎしているが、アイアンマンであるトニース・タークに子供扱いされている。彼を見返すため、
バルチャー(エイドリアン・トゥームス)=マイケル・キートン
27年前の1992年までDCコミックス史上最高のヒーローであるバットマンを演じていた彼が、今回ヴィランのバルチャーで登場するとは!キャスティングが憎いねえ!
ネッド・リーズ=ジェイコブ・バタロン
ピーターの親友でオタクでデブッちょ。彼の正体に気づいてしまうが、プログラミングなどPC関係のスキルが凄まじく、スパイダーマンのサポート役も果たす。
メイ・パーカー=マリサ・トメイ
ピーターと一緒に住む伯母で育ての親。ピーターが夜中こっそり抜け出したり、電話に出なかったりすることに心配するが、女の子とのデートの時などは徹底してアドバイスをくれる。
アイアンマン(トニー・スターク)=ロバート・ダウニー・Jr
まだ子供のスパイダーマンを正しい道に導くためにガンガン説教する。子供が相手でも皮肉屋的な喋り方は容赦なし!
-
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン=ジョン・ファヴロー
トニー・スタークに命じられ、スパイダーマンの”子守”をする大柄な男性。常に忙しいのでピーターからの電話に事務的に対応してしまう。
※以後ネタバレになるので、まだこの映画を観てない人は絶対に次の項目には行かないでください!
スパイダーマンホームカミング77点B+ランク評価
映画の各要素(10点満点中)
ストーリー | キャスト・演技(ハマり役) | テンポ | 演技・シーン |
7 | 8 | 8 | 8 |
セリフ | 映像の見やすさ(構図など) | 音楽・楽曲 | 印象度(記憶に残る) |
7 | 8 | 7 | 7 |
序盤・中盤・ラスト(5点満点)
序盤 | 中盤 | ラスト・結末 | 話の筋が通っているか? |
5 | 4 | 4 | 4 |
スパイダーマン:ホームカミングの点数は!
77点 B+ランク ☆(星)3.9
子供を育てる親の葛藤なども出てくるので、親子で観ると楽しめるだろう。
スパイダーマンホームカミングの率直な感想
スパイダーマンの率直な感想は、完全に子供向けに作られた映画だということ。
おっちょこちょいのピーターや、ギャグシーンなど、子供が喜びそうなものが多い(バカにしているわけじゃないが)。
2時間13分ある今作。全く楽しめなかったわけではないが、個人的には1時間40分くらいにギュッと凝縮してくれた方がよかった。シンプルにヴィランとの対決に重きを置いて欲しかった。
ある意味子供向けに作るのはアメコミとして当然なのかもしれないが、ダークナイトやアイアンマンで”大人も観れる”アメコミが最近多かったせいか、ビックリした。
好きなシーン時系列
冒頭で職を失い職人をぶん殴るエイドリアン
映画「アベンジャーズ」でニューヨークでの最終決戦の後、大規模に散乱するチタウリの残骸を片付ける仕事をしていたエイドリアン。トニー・スタークが関わっているダメージ・コントロール局が介入し失業を言い渡されるが、そのときバカにした職員をぶん殴るのだが、これが何故かカッコイイ!
胸がスカッとしてしまうシーンであった。
玄関で鉢合わせ
ピーターがリズを迎えに行くと、玄関を開けた気の良さそうな親父はなんとバルチャーの正体であるエイドリアン!玄関でバッタリ偶然ヴィランと出会うなんてシュチュエーションが他のヒーロームービーにあるだろうか?恋愛映画的シュチュエーションに爆笑!
その後、車の中でリズの言動により、エイドリアンはピーターがスパイダーマンだと勘づいてしまう。そこからのエイドリアンの表情の変貌が面白い!パパからヴィランの顔へ変化するのだ!
最後はピーターを殺さなかった
バルチャーはスパイダーマンを撃つ決定的な瞬間を手にするが、それをせず、目的であった積み荷の方へ執着した。
娘と一緒にいるまだ幼さのこるピーターを思い出したのだろう。積み荷を運ぶ途中で翼が持たなくなるとわかっていながら辞めないその姿に、家族への思いや、良心の呵責が現れている。
MARVEL VS DC 映画
アメコミファンなら気付くと思うが、本作はマーベルvsDCコミックスの作品でもある!ヴィランのバルチャー役を務めたマイケル・キートンがティム・バートン版のバットマンを演じていたことは知っているだろう。
しかも今回のバルチャーは形状がとてもバットマンに似ている!
そうマーベルは敢えてこのキャスティングをすることで、マーベルvsDCコミックスの構図を作り出したのだ!
DC伝説のあのシーン
1989年のバットマンでバットウイングが月に重なるという伝説的なシーンがあるが、今回ヴィランが初めてスパイダーマンと取っ組み合いになった時、バルチャーは自らの翼でそのシーンを再現している。
長年のアメコミファンは歓喜したであろう、プレゼント的シーンとなった。
バードマンとの関係性も!
今回のヴィランのバルチャーという名前は”ハゲタカ”という意味なので、2014年のマイケル・キートン主演の大ヒット映画、「バードマン」とも掛かっている。バードマンが映画になったらこんな感じだったのかもしれない。
トリビア・裏話は?
実はマイケル・キートン主演の「バードマン」でロバート・ダウニー・Jrについて「才能がお前の半分もない男」と言って思いっきりバカにするシーンがある!
まあ、それはギャグなのだが、その二人が共演するとはこれまた面白い!作中で二人の絡みはなかったのでちょっと残念だが。
スパイダーマンホームカミング感想まとめ
MARVELはスパイダーマンをティーンエイジャー向けに作ったことで、いろんなヒーローの住み分けをしたかったのだろう。興行収入を見る限りその試みは大いに成功したと言える。
エレベーターでクラスメイトを助けるシーンなど、見応えがあるシーンも多かったが、個人的にはもっと大人が楽しめるシーンも入れてほしかった。自分勝手なのはわかっているが、、、