シーズン4の第14話「正気の狂気」
ウォーキング・デッド史上最もサスペンスな回でとても楽しめた。
今回はこれまでの伏線も回収されており、めちゃくちゃビックリ仰天で恐ろしい結末に!
それでは、あらすじネタバレを読んでみよう!
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ウォーキング・デッドシーズン4第14話 あらすじネタバレ1
リジーはキャロルにタイリースを救った話をする。キャロルはソフィアの話をした。タイリースの腕の傷を見て、松ヤニを探して塗ってあげるキャロル。
タイリースは、近づいてきて線路に挟まったウォーカーを殺そうとするが、リジーは「殺す必要のないときは殺さないで」とかばう。
キャロルはミカと森を歩いていると、白い大きな家を発見。タイリースとキャロルが家の中を見回っている間に、家から這い出したウォーカーがジュディスを抱いたリジーとミカに向かってくるが、ミカが発砲し倒す。リジーは怖かったのかパニックになり、それを見たミカが、「花を見て数を数えて」と指示。
家の中や周りが安全そうなので、タイリースとキャロルは”終着駅”に行く前にここで2〜3日休むことを決める。
ウォーキング・デッドシーズン4第14話 あらすじネタバレ2
キャロルはリジーが外でウォーカー相手に追いかけごっこをして遊んでるのを見つけ、家を飛び出してウォーカーの頭にナイフを突き立てる。リジーは友達なのにと泣き叫ぶ。
対してミカは、ウォーカーは撃てるが、生きているものは鹿さえも撃てなかった。
タイリースは、井戸水があり、桃があり、鹿もいるこの環境に満足し、キャロルに「信頼している」と告げる。
リジーはまだ線路に挟まれているウォーカーにネズミをあげて遊んでいたが、近くに半分焼け焦げたウォーカーが現れパニックに。全員で撃ち殺す。キャロルはリジーがウォーカーの怖さをやっとわかってくれたと思い安心する。
タイリースはキャロルに、カレンのことを毎日夢見ると言い、普通の夢からやがて殺される夢に変わると告げる。キャロルも泣き、タイリースを抱きしめる。
ウォーキング・デッドシーズン4第14話 あらすじネタバレ3
二人が家に戻ると、庭でリジーがミカを刺し殺していた。ウォーカーも私たちと同じ友達だと証明するためらしい。キャロルはミカに近づこうとすると、リジーは彼女に銃を向けた。
キャロルとタイリースは、ミカに危害を加えないと言い、なんとかジュディスをリジーから引き離した。
タイリースは、リジーが靴箱に大量のネズミを集めているのを発見。ネズミの解剖もリジーがやったことを本人から聞き出す。
タイリースが「カレンもリジーが殺したのかも」と言うと、キャロルが「リジーだったら殺さないで転化するのを待つ」と答える。
次の日、キャロルはリジーと家を出て森へ、泣き出すキャロルに「私が銃を向けたから?」と言って悲しむリジー。
キャロルは、向こう側を向いているリジーに向かって引き金を引く。そして墓を掘った。
その夜、キャロルはタイリースに自分がカレンを殺したと告白。タイリースは怒りに震え泣きながら、カレンが苦しまずに死んだことを知り「この事は一生忘れないが許す」と答えた。
「この家にはもう居られない」二人はジュディスを連れて旅立つ。
ウォーキング・デッドシーズン4第14話あらすじネタバレ END!
次の項目から、ウォーキング・デッドシーズン4第14話の感想と考察です!
ウォーキング・デッドのサイコサスペンス展開に歓喜!
まさかウォーキング・デッドがここまでサイコ・サスペンスな展開になると予想できなかった!
せっかく刑務所崩壊を生き延びた二人の少女、リジーとミカがこんな形で死んでしまうとは。
まず、ウォーカーにネズミを与えたり、解剖して板に張り付けたという伏線もリジーが犯人だったことが判明。
リジーは12歳の少女だけど完全にサイコ人間だった。ウォーカーと追いかけごっこしている辺りはまだ大丈夫かと思ったが、ミカをウォーカーにして、彼らは人間と同じだから共存できると証明しようとしている辺りがヤバイ。
リジーがパニックになったとき、ミカが花を数えさせていることから、彼女は何らかの精神疾患を抱えている可能性もある。
キャロルがリジーを撃ったのは残酷だと思うかも知れないが、キャロルが殺すことを躊躇って泣いていたときに、ミカを殺した事でなく、キャロルに銃を向けた事が原因だと思っているリジーが泣き出したのを見て、もう普通の人間に戻るのは無理だと考えたのだろう。
一緒にいたら、キャロルやタイリースどころか、ジュディスまで殺してしまうかもしれないという危険もあるし。仕方ない。
それにしても、タイリースはよくキャロルを許せたなあ。いくら全員の命を病原菌から守るためとはいえ、殺さなければ、ボブたちが持ってきた薬で助かる可能性もあったのに。
とまあ、リジーのサイコ性質、ミカの死、キャロルの罪の告白など、サスペンスで盛りだくさんな第14話。ウォーキング・デッドシーズン2の7話のソフィアウォーカー化展開と並ぶ、秀逸サスペンスだった。