ウォーキング・デッドシーズン4の第6話「葬られた過去」
今回は、総督(ガバナー)フィリップのワンマンショー!
フィリップは前からキャラがブレブレであまり好きじゃないので、この話はかなり退屈だった。
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ウォーキング・デッドシーズン4第6話あらすじネタバレ詳細
総督フィリップは刑務所グループとの戦いを放棄した人々を撃ち殺し、仲間のマルチネスらと共に去る。しかし朝テントを開けてみると、部下の姿はなく、ひとりぼっち。
フィリップはウッド・ベリーに戻り、ウォーカーしかいない町を焼き尽くす。
何ヶ月かさまよったある日泊まる場所もなく、リリー、タラ(リリーの妹)メーガン(リリーの娘)、リリーの父が住むアパートにお世話になることに。
フィリップはブライアン・ヘリオットという偽名を使う。
タラたちは当初フィリップを信用していなかったが、フィリップはウォーカーがいる上の階からボードゲームを持ってきたり、リリーの肺がんの父が使う酸素ボンベをウォーカーがたむろする老人ホームから持ってきたりと、彼女たちの役に立ち、信頼を得る。
メーガンもフィリップに懐いていたが、リリーの父が死んでウォーカー化したとき、彼が頭を潰すのを見たため、怖がるようになってしまう。
フィリップは去ろうとするが、リリーに引き止められ、一緒に行動することに。トラックで旅をしているある夜、フィリップはリリーに迫られ男女の関係になる。
トラックが故障し、次の車が見つかるまで歩いて旅を続けようとするが、ウォーカーの集団に出くわす。フィリップはメーガンを抱きかかえて走っていると、かつて自分が作らせたウォーカー収穫用の穴に落ちる。そこにいた3体のウォーカーを素手で倒し、フィリップはメーガンを抱きながら「絶対守り抜く」と誓う。
上を見上げると、かつての部下マルチネスがいた。
ウォーキング・デッドシーズン4第6話あらすじネタバレ END!
次の項目から、ウォーキング・デッドシーズン4第6話の感想と考察です!
総督フィリップの変貌の落差が激しい!
フィリップがメーガンやリリーと出会って、生きがいや、かけがえのないものを見つけていく話なんだけど、一般市民を撃ち殺した彼にそんな感情残っているのが違和感。
「あの時はちょっとトチ狂ってました〜」じゃ済まないし、それを忘れるほど長い年月も経っていない。
結局、アンドレアに甘いことから分かるように、フィリップを非常に人間的な部分もあり、サイコパス的な部分もある。
そういったアンビバレントな魅力ある敵キャラにしたいんだろうけど、市民を殺すというパーソナリティと、メーガンやリリーを大切に思う気持ちが同時に存在しているのが明らかにおかしいから、チグハグに感が拭えない。市民の中にも、たくさん喋った人や親しかった人はいただろうし。
同時に存在すべきでないパーソナリティを持つという設定なのかもしれないが、画面越しにはそこまで語られてこない。フィリップの行動には違和感があり、不満である。
もしくは彼の行動は、人に優しくしたいという感情ではなく、自分の信望者を増やし、再びコミュニティを作り上げたいというところから来ているのか?
仲間を増やし、リックグループに復讐したり、またやりたい放題したい!という気力がメーガンやリリーをみて湧いてきたのかもしれない。
でも、メーガンのことは「絶対守り抜く」と言っているし。。。やはり総督フィリップのパーソナリティは意味不明!
なぜ旅をするフィリップ!?
あと、フィリップがなんで旅することにしたのかも結構謎。
リリー達がいたビルはある程度安全だからこそ、彼女らは長い期間そこに入られたのではないのか?
しかもタラが武器や食糧もかなりの量を調達してきており、物資の心配もない。フィリップが色々な場所を冒険して町を作ろう!とか言ってみんなを説得したのか?
いずれにせよ、わざわざ旅をするのは危険に付きまとわれるだけである。
総督フィリップは素手でも最強!
総督フィリップは、みんなの前で演説する能力だったり、みんなに仕事を与えて運営するという管理能力に長けていると思いがちだが、素手ゴロ(素手の喧嘩)でも超強いことが発覚。
なんせ、狭い場所で(自分がウッドベリー時代に掘らせた穴だけどw)ウォーカー3体を素手で倒しちゃってるし。
今まで、ウォーカーを素手で倒す人物はいなかった。みんなナイフや鉄の棒などの武器を使っていた。だってウォーカーを倒すためには、脳みそにダメージを与えなければならないから。
総督がウォーカーを素手で倒したということは、頭蓋骨を素手で割っているということ。冷静に考えれば、花山薫並みのパワーが必要である。
総督フィリップは素手の喧嘩最強なのだ!(本当に彼の前職なんだろうな?気になり過ぎる!)