近年のサメ映画の中でもとりわけ評価の高いロストバケーションを視聴!
この作品を簡単に説明すると、ピチピチのねーちゃんがサメに絡まれるだけの映画だ。
しかし、綺麗なメキシコの海+サメと戦う美女という感じの作りで、結構満足できた。
問題1 ナンシーがサメに襲撃されて最初に避難した場所は?
問題2 ナンシーが手当てしたカモメのは左右どちらの羽を怪我していた?
注)映画未鑑賞の人は見どころまでにしてください!!!
この映画を深く考察したい・思い出したい&ネタバレOKの人は全部。
ロストバケーションのキャストや製作陣は?
ロストバケーションの制作陣や基本情報をしっかり押さえておきましょう!
監督 | キャスト | 公開年
製作国 上映時間 |
世界興行収入(円)
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受賞歴
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ジャウム・コレット=セラ | ブレイク・ライブリー | 2016
アメリカ 1時間26分 |
131億円 | – |
脚本
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撮影
編集 |
音楽
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主題歌 |
アンソニー・ジャスウィンスキー | フラビオ・ラビアーノ ジョエル・ネグロン |
マルコ・ベルトラミ | – |
ジャウム・コレット=セラは、僕が大好きなホラーサスペンス映画「エスター」やリーアム・ニーソン主演の「アンノウン」『トレイン・ミッション』などでも監督を担当。近年大活躍しているスペインのおじさん。
主演のブレイク・ライブリーはゴシップガールへの出演で有名。「デッドプールシリーズ」主演のライアンレイノルズの奥さんでもある。
音楽のマルコ・ベルトラミは「スクリーム」「クワイエットプレイス」「LOGAN/ローガン」ホラー系の作品やアクション系の作品の名作を数多く担当するイタリアのすごいおじさん。
ロストバケーションのあらすじと予告動画
セクシー医大生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は、旅行でメキシコの素敵なビーチに寄り、一人優雅にサーフィンを楽しんでいた。クールに波乗りしている最中、ボードに”何か”が当たり、彼女はバランスを崩す。。
ロストバケーションの見どころは?
美しいメキシコのビーチ(とグラビア)
サメ映画なのに、大自然の美しさや、映像美にとてもこだわっていて、眺めているだけで、自分も休暇でこのビーチに来たような錯覚に陥る。こんな綺麗なビーチなら一生に一度は行ってみたい。サメは御免だけど。
また、あまり大きな声では言えないが、男性諸君は期待通り、グラビア的な観賞も可能。
彼女が危機を乗り越える方法
サメから逃げたり、どうにか戦うために、彼女はいろいろな手段を考えるワケだが、予想外に上手い行動をとる彼女に結構感心してしまう。土壇場の女性は強い!
ロストバケーションは何点?観るべき?
ロストバケーションは79点!
1時間20分くらいでサクッと観れて、美しい大自然も堪能できる。サメ映画としては革命的だが、ストーリーがすごい面白いか?と言われるとそうでもない。
何も考えないで、セクシーなお姉さんがパニックになっているところを観たい人にはオススメ。
※以後ネタバレになるので、まだこの映画を観てない人は絶対に次の項目には行かないでください!
ロストバケーションが79点Bランク評価の理由
映画の各要素(10点満点中)
ストーリー | キャスト・演技(ハマり役) | テンポ | 演技・シーン |
6 | 7 | 8 | 9 |
セリフ | 映像の見やすさ(構図など) | 音楽・楽曲 | 印象度(記憶に残る) |
7 | 9 | 8 | 7 |
序盤・中盤・ラスト(5点満点)
序盤 | 中盤 | ラスト・結末 | 話の筋が通っているか? |
5 | 4 | 5 | 4 |
ロストバケーションは何ランク評価?
各要素と、序盤・中盤・ラストの合計を100点満点とし計算しています。
というわけでロストバケーションの点数は。。。
83点 Bランク ☆4.4
ロストバケーションの面白あらすじ・結末 ネタバレ
プリップリの美人医大生ナンシー(ブレイク・ライブリー)は、二日酔いのゲロった友人を宿に置き、メキシコの美しい海で一人、セクシーにサーフィンを楽しんでいた。
【サメ映画のくせにサーフィンのシーンも多い】
その湾は病気で死んだ彼女の母親が好きだった秘密のビーチでもあったのだ。夕刻、2人組の現地男性がもう帰った方がいいという中、あと少しと波に乗るナンシー。
【私は大丈夫だと自らフラグを立てるナンシー】
波乗り中、何かにぶつかり、近くに大きなクジラの死体を発見。そして、何かに海に引き摺り込まれ絶叫するナンシー。なんとかクジラの死体に這い上がるが、脚には大きな切り傷が!!そう、サメです!
この大型のサメにより、クジラの死体が沖に運ばれそうになったため、ナンシーはなんとかタイミングを見計らって泳いで近くの岩場へ。
【やっちまったナンシー】
そこには翼を脱臼した飛べないカモメもおり、無理やり話し相手にして夜を過ごす。彼女は美人でスタイルがいいだけでなく、医大生でもあるので、脚の傷を叫びながら自ら縫合!
朝方、浜辺の酔っ払い男性に向かって叫んで助けを求めるが、彼はナンシーの荷物を盗った挙句、浜に浮かぶサーフボードに手をつけようとしたところ、サメポリスが来てガブリと逮捕(男性は死亡)。
昼頃になると昨日の二人組みの男性がまたサーフィンを始める。ナンシーは大声でサメがいるからだめと叫ぶが、サメはこの湾にいないと泳いでこちらに寄って来る二人。二人ともガブリ!
ナンシーがいる岩場が満潮で沈む前にカモメの脱臼を治しサーフボードに浮かべてあげた。そして意を決し、二人組みの男性が持っていたヘッドカメラに家族へのメッセージを残す。タイミングを見計らって大量のクラゲが浮かぶ海に入り、刺されながら大型のブイ(航路標識)まで泳ぐ。途中サメが向かってくるが、彼はクラゲに阻まれて白目を剥く。
なんとかブイに辿り着き、保管されていた信号弾を通りかかる船に向かって撃つが、サビれた銃からの弾はナンシーが期待していた角度と勢いはなくガッカリ。
一方、サメの勢いは止まらず、ブイが破壊され絶体絶命に。海底に長く尖った鉄の棒を見つけたナンシーは、オモリを使いそこへ向かって一気に潜る。彼女を追いかけてきたサメは勢い余って鉄の棒に串刺しになり、ジ・エンド。砂浜に流れ着いたヘッドカメラを現地の少年が発見。ナンシーは救助された。1年後、地元アメリカの海で、懲りずに妹とサーフィンをしている彼女の姿があった。
参考URL:RYOKUSEI
ロストバケーションと他のサメ映画の違い
大自然を綺麗に撮ることにフォーカス
ロストバケーションが今までのサメ映画と決定的に違うところは、海などの風景を綺麗にとる!ということに大きな比重を乗せているという点。サメ映画を観ているはずが、あたかも大自然ドキュメンタリーと錯覚するほどだ。自然の美しさ≧サメの怖さという公式を作ることで、程よいスリリングさと爽快感を演出している。
最初の避難場所はクジラの上
ナンシーがサメに追われ、最初に避難した場所はなんとクジラの死体の上!!そりゃ大きなクジラは丘のような感じかも知れないがその発想はなかった!!窮地に追い込まれ、やむなくクジラに登るアイデアに天晴れ!!
女性が一人でサメと対峙
アニマルパニック系の映画ではガテン系の男がいて、加えて襲われるシーンを多くするため登場人物も多い傾向があるが、ロストバケーションでは、美しいビキニのねーちゃんが一人で最後まで諦めずにサメを倒す!という今までのサメ映画のセオリーと全く違う作りになっている。
主人公ナンシーが、母親が死んだことによるショックや葛藤を抱える医大生という設定も、作品に説得力を与えていて素晴らしい!
ロストバケーションの魅力や感想まとめ
ということで、ロストバケーションはただのパニック系の映画ではなく、大自然の美しさや女性の強さを堪能できる傑作だとおわかりいただけたと思う。
こういう今までのセオリーとは違う作風で楽しませてくれるって観る側にとっては嬉しいよね♪
サメ映画に限らず、これからこの作品のような、型破りなアニマルパニック傑作がもっと出てくることを願って合掌!!
もしあなたが、これから綺麗な海に行く予定があるのなら、サメに襲われても大丈夫なようにこちらの記事も読んでおきましょう。オーシャナ(サメに襲われたら?)
この映画についてなにかコメントや意見をくれたら、嬉しくてバットダンスするので、ぜひお願いします!