ウォーキング・デッド シーズン4の第7話「蘇る過去」は前回に引き続き、総督(フィリップ)の回。
前話であれほど優しかった総督フィリップ(ガバナー)は、今回期待通りの豹変っぷりをみせつけた!
ではシーズン4第7話のあらすじネタバレ行ってみよう!
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ウォーキング・デッドシーズン4第7話あらすじネタバレ詳細
かつての部下マルチネスは、穴に落ちたメーガンとガバナー(フィリップ)を助け、リリーとタラもキャンプ地に迎え入れる。マルチネスは、メーガンを抱いたガバナーを見て、改心したと考えたらしい。
キャンプ地ではマルチネスがリーダーで、他に老若男女20名程が属する。
かつてのガバナーを知る生き残りはマルチネスのみ。ガバナーはマルチネスの部下になり、4名で森へ物資調達へ。
山小屋でのガバナーのウォーカーの冷静な対処を、ピートやミッチといったメンバーが見て感心する。
ガバナーはリリーやタラ、マルチネスらとビールを飲みながら笑い合うほど集団に溶け込んだが、マルチネスがゴルフをしている最中クラブで彼の頭を強打し、ウォーカーの穴に落して殺す。
リーダーのマルチネスが死んだので、ピートがリーダーを引き継ぐことになった。ガバナー、ピート、ミッチの3名で狩に出かけると、小さな集団を発見。ミッチは物資を強奪しようと言うが、ピートが拒否。
帰りがけにもそのキャンプ地を見てみると、他の団体に襲われた後で、物資もなくなっていた。
ガバナーは危険を察知し、夜にキャンプ地を後にするが、沼にハマったウォーカーの集団が道を塞いでおり、結局キャンプ地へ戻る。
明け方、ガバナーはピートを殺し、ミッチに「あのとき、小さな集団を襲って物資を奪わなかったのは間違いだ。これからは俺がリーダーだ」と言って脅す。
ガバナーは車でひっそりと刑務所へ。遠くからハーシェルとミショーンを発見し、銃口を向ける。
ウォーキング・デッドシーズン4第7話あらすじネタバレ END!
次の項目から、ウォーキング・デッドシーズン4第7話の感想と考察です!
マルチネスがお人好し過ぎる!!
マルチネスがあっさりガバナー(フィリップ)をまた仲間にするっていうのがなかなか狂っている!
自分たちが守ってた市民を銃殺したかつてのリーダーを、幼いメーガンがいたからといってまた仲間にできるものか?
普通の感覚では、こいつ絶対また何かやらかす!と思うはずだが。マルチネスは類まれに見るお人好しである。
もしくは、彼は考えることが苦手なのか?幼い女の子、メーガンを助けていたから、改心したのだろうと短絡的に考えてしまったのか?
その結果、ゴルフクラブで殴られちゃうんだけど。いくらなんでもかわいそ過ぎる。
他のみんなにマルチネスの叫びは届かなかったのか!?
マルチネスがゴルフクラブで殴られたり、穴に落とされてウォーカーに喰われているときの叫び声が、なぜみんなに聞こえなかったのかも謎。
マルチネスとフィリップは、酔って歩いてゴルフスペースに行ったんだから、キャンプ地からそんな離れてないだろ。マルチネスが声を上げないような殺され方であればともかく、この辺はドラマ製作の妥協が出ている気がする。
総督フィリップの性質について考察!
今回分かったのは、総督フィリップは守るべきものがなければ無害だけど、守るべきものができたらサイコパス野郎になるってこと。
考えてみてほしい。リリーたちが住んでいるアパートに着いた時点の総督フィリップ)は、生きる目的もなく、リリーたちに普通に親切に接していた。
しかし、リリーやメーガンのことを大事に思い、彼女らを守りたいという考えが芽生えた後のフィリップは、マルチネスのキャンプを乗っ取ろう!という独裁政治に走ってしまうのである。
その守るべきものの存在すら、自分が生きていくためだとも考えられる。
まあ、以前の世界で妻が死に、最愛の娘のペニーちゃんはウォーカーになっちゃったりと、彼の精神が崩壊するのはわからなくもないけど、総督フィリップの場合は、その虚しさや喪失感が、独裁政治で俺に従わない奴らは容赦しない!という攻撃性に変換されちゃっているのが、面白いといえば面白い。
キャンプを奪って刑務所を襲撃?
総督フィリップがハーシェルとミショーンに銃を向けていることから、彼が刑務所のリックグループを襲撃するつもりだということは疑いようがない。
彼は一人で突っ込むタイプではないので、マルチネスのキャンプの住民らを、刑務所グループとの争闘に巻き込むのだろう。
やっぱり襲撃するときは、ウッドベリーに戻って、戦車とか使うのだろうか?ってゆうか戦車って今誰が持っているのだろう?
リックグループはウッドベリーにある武器とか戦車とかちゃんと回収したのかな?
もし、回収していたなければ、やはり詰めが甘いと言わざるを得ない。